タイ旅行で絶対に外せない観光スポットといえば、バンコクにある ワット・プラケオ です。

正式名称は「エメラルド寺院」と呼ばれ、タイで最も格式が高く、最も神聖な寺院として知られています。同じ敷地内にある 王宮 とともに、多くの観光客が訪れるバンコク屈指の人気スポットです。

寺院内には、タイ国民から深く信仰されている「エメラルド仏」が安置されており、その荘厳な雰囲気や豪華絢爛な建築は、訪れる人々を魅了し続けています。また、黄金に輝く仏塔や色鮮やかな装飾、タイの伝説を描いた美しい壁画など、見どころも盛りだくさんです。

一方で、「どんな服装で行けばいいの?」「見学にはどれくらい時間がかかる?」「王宮と一緒に回れる?」といった疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。

この記事では、ワット・プラケオの歴史や見どころ、アクセス方法、服装の注意点、おすすめの回り方まで詳しく紹介します。これからバンコク旅行を計画している方は、ぜひ参考にしてみてください。

まるみ

バンコクで一番有名なお寺ってどこなんだろう?

まるもん

それならワット・プラケオがおすすめだよ。タイで最も神聖な寺院なんだ。

まるみ

エメラルド寺院って呼ばれているところだよね?

まるもん

そうそう。エメラルド仏が安置されていて、隣には王宮もあるから見どころがたくさんあるんだ。

まるみ

初めて行くんだけど、服装とか注意点はあるの?

まるもん

実は結構厳しい服装ルールがあるんだよ。この記事では見どころだけじゃなく、アクセス方法やおすすめの回り方も詳しく紹介するね!

ワット・プラケオとは?

概要

ワット・プラケオ(正式名称:エメラルド寺院)は、タイで最も格式の高い仏教寺院として知られています。1782年に建設されて以来、タイ王室と深い関わりを持ち続けており、国内外から多くの参拝者や観光客が訪れるバンコク屈指の観光名所です。

寺院は 王宮 の敷地内にあり、きらびやかな黄金の建築や色鮮やかな装飾が施された建物が立ち並んでいます。その豪華さから「タイ芸術の最高傑作」とも称され、初めて訪れる人はその壮麗な景観に圧倒されることでしょう。

ワット・プラケオ最大の見どころは、本堂に安置されている「エメラルド仏」です。実際には翡翠(ひすい)で作られた仏像で、タイで最も神聖な仏像として人々の信仰を集めています。タイ国王が季節ごとに衣替えの儀式を行うことでも有名です。

バンコク観光では外せないスポットであり、歴史や文化に触れたい方はもちろん、写真撮影を楽しみたい方にもおすすめの場所です。

所在地

ワット・プラケオは、バンコクの旧市街エリアに位置しています。チャオプラヤー川の近くにあり、周辺には数多くの歴史的建造物や観光スポットが集まっています。

徒歩圏内には巨大な寝釈迦仏で有名な ワット・ポー があり、川を渡ると美しい仏塔で知られる ワット・アルン もあります。そのため、ワット・プラケオを中心に1日かけて寺院巡りを楽しむ観光客も少なくありません。

営業時間

ワット・プラケオの見学時間は通常8:30〜16:30 (チケットは15:30まで)となっています。

人気観光地のため、開門直後から多くの観光客が訪れます。特に午前10時を過ぎると団体ツアー客も増え始めるため、ゆっくり写真を撮りたい方や混雑を避けたい方は朝一番の訪問がおすすめです。

また、タイは一年を通して気温が高いため、午前中の比較的涼しい時間帯に見学を済ませることで快適に観光できます。

入場料

ワット・プラケオは王宮の敷地内にあるため、単独の入場券ではなく王宮との共通チケットで入場します。

タイ国内でも特に人気の高い観光スポットのため、他の寺院と比べると入場料は500バーツとやや高めに設定されています。しかし、その分見どころも非常に多く、豪華な寺院建築や王宮の歴史的な建造物を一度に見学できるため、十分に価値を感じられるでしょう。

料金は変更されることがあるため、訪問前には最新情報を確認しておくと安心です。

所要時間

ワット・プラケオだけを見学する場合でも、最低1時間から1時間半ほどは確保したいところです。

本堂のエメラルド仏を参拝するだけでなく、黄金の仏塔やラーマキエン壁画、守護神像などもじっくり見て回ると、あっという間に時間が過ぎてしまいます。

また、同じ敷地内にある王宮も見学する場合は、2〜3時間程度を目安にしておくと余裕を持って観光できます。

ベストシーズン

ワット・プラケオを訪れるなら、比較的涼しく雨が少ない11月から2月頃の乾季がおすすめです。

この時期のバンコクは気候が安定しており、観光にも最適なシーズンとされています。青空と黄金に輝く寺院の組み合わせは非常に美しく、写真撮影にもぴったりです。

一方で、乾季は観光のハイシーズンでもあるため、国内外から多くの旅行者が訪れます。混雑を避けたい場合は、開門直後の朝早い時間帯を狙うと比較的ゆっくり見学できます。

また、雨季であっても短時間のスコールが中心のため、タイミングによっては十分観光を楽しむことができます。どの季節に訪れても、その豪華絢爛な景観と神聖な雰囲気に圧倒されることは間違いないでしょう。

ワット・プラケオの歴史

建設された背景

ワット・プラケオは、1782年にタイ王朝(チャクリー王朝)の創始者である ラーマ1世 によって建立されました。

当時、ラーマ1世は首都をトンブリーからバンコクへ移し、新たな王宮とともに国家の中心となる寺院の建設を計画しました。その結果誕生したのがワット・プラケオです。

タイの多くの寺院には僧侶が暮らしていますが、ワット・プラケオには僧侶の居住区がありません。これは王室専用の寺院として建設されたためであり、現在でもタイ王室の重要な宗教儀式が行われる特別な場所となっています。

また、寺院は隣接する 王宮 と一体となって整備されており、タイの歴史や文化、王室の権威を象徴する存在として国内外から多くの人々が訪れています。

エメラルド仏について

ワット・プラケオ最大の見どころは、本堂に安置されている「エメラルド仏」です。

この仏像はタイで最も神聖な仏像として崇拝されており、多くのタイ国民が敬意を持って参拝しています。高さは約66センチほどと決して大きくありませんが、その存在感は圧倒的です。

興味深いことに、エメラルド仏は名前こそ「エメラルド仏」ですが、実際にはエメラルドではなく翡翠(ひすい)で作られています。鮮やかな緑色の輝きから、古くからエメラルドと呼ばれるようになりました。

さらに、タイでは一年を「暑季」「雨季」「乾季」の3つの季節に分けており、その季節ごとに仏像の衣装を替える伝統があります。この衣替えの儀式は国王自らが執り行い、国家の繁栄と国民の幸福を祈願します。

ワット・プラケオの見どころ

ワット・プラケオの魅力は、エメラルド仏だけではありません。敷地内には豪華な建築物や歴史的価値の高い芸術作品が数多く存在し、どこを歩いても見どころにあふれています。ここでは、初めて訪れる方にぜひ見てほしい代表的なスポットを紹介します。

エメラルド仏

ワット・プラケオ最大の見どころが、本堂(ウボーソット)に安置されているエメラルド仏です。

タイで最も神聖な仏像として知られ、多くのタイ国民が敬意を持って参拝しています。高さは約66センチほどですが、高い祭壇の上に安置されており、堂内に入ると自然とその存在感に目を奪われます。

実際に目で見てその荘厳な雰囲気を感じてみてください。静寂に包まれた空間は、寺院全体の中でも特に神聖な場所となっています。

黄金に輝く仏塔

ワット・プラケオの敷地内でひときわ目を引くのが、黄金に輝く大仏塔です。

この仏塔はスリランカ様式で建てられており、太陽の光を受けてまばゆいほどに輝きます。遠くからでも目立つ存在で、ワット・プラケオを象徴する建造物の一つとして知られています。

特に晴れた日の青空とのコントラストは非常に美しく、多くの観光客が記念撮影を行う人気スポットです。どの角度から撮影しても絵になるため、写真好きの方には見逃せない場所でしょう。

ラーマキエン壁画

回廊の壁一面に描かれているラーマキエン壁画も必見です。

ラーマキエンとは、インドの叙事詩「ラーマーヤナ」をもとにしたタイの国民的物語です。壁画には英雄ラーマ王子の冒険や戦いの様子が色鮮やかに描かれており、その規模と美しさに圧倒されます。

ゆっくりと回廊を歩きながら鑑賞すると、まるで一冊の物語を読んでいるかのような気分を味わえます。タイ文化や歴史に興味がある方には特におすすめの見どころです。

ヤック(守護神像)

寺院の門を守る巨大な鬼神像「ヤック」も人気のスポットです。

高さ数メートルにも及ぶ迫力満点の像で、色鮮やかな装飾と力強い表情が印象的です。タイでは悪霊や災いから寺院を守る存在として信仰されています。

ワット・プラケオには複数のヤック像が設置されており、それぞれ表情や装飾が異なります。観光客の定番撮影スポットとなっているため、ぜひ近くで細部まで観察してみてください。

アンコールワット模型

意外な見どころとして人気なのが、敷地内に展示されている アンコール・ワット の精巧な模型です。

19世紀に建造されたこの模型は、本物のアンコールワットを忠実に再現しており、細かな建築様式まで見事に表現されています。

実際にカンボジアへ行ったことがある方はもちろん、まだ訪れたことがない方でもアンコールワットの壮大さを感じることができます。また、タイとカンボジアの歴史的な関わりを知るきっかけにもなる興味深い展示です。

【体験談&本堂下の展示スペースも見逃せない】

私が訪れた際に意外と良かったのが、本堂下にある展示スペースです。観光客の中には素通りしてしまう人もいましたが、寺院の歴史や王室との関わりについて学べる展示があり、ワット・プラケオをより深く理解することができました。日本語表記の案内も一部にあり、日本人旅行者にとっては嬉しいポイントだと感じました。

敷地全体の豪華な装飾にも注目

ワット・プラケオでは特定の建物だけでなく、敷地全体にも注目してみてください。

建物の壁や柱には金箔や色鮮やかなガラスモザイクが施されており、どこを見ても芸術作品のような美しさを感じられます。細かな装飾の一つひとつにタイ職人の高い技術が詰まっており、歩いているだけでも十分に楽しめます。

ワット・プラケオは単なる寺院ではなく、タイ芸術と文化の集大成ともいえる場所です。時間に余裕を持って訪れ、細部までじっくり鑑賞することをおすすめします。

【体験談&細かな装飾にも注目してほしい】

多くの人はエメラルド仏や黄金の仏塔に注目しますが、個人的には建物の細かな装飾も印象的でした。柱や壁、屋根の装飾には色鮮やかなガラス細工や金箔が使われており、近くで見ると職人技の素晴らしさを感じられます。つい有名スポットだけを見てしまいがちですが、時間に余裕があれば足を止めて細部まで観察してみてください。ワット・プラケオの魅力をより深く感じられるはずです。

アクセス方法

ワット・プラケオはバンコク旧市街に位置しており、最寄り駅から少し距離があるため、電車だけでなく地下鉄やボートを組み合わせてアクセスするのが一般的です。

バンコク中心部からのアクセスも良く、初めて訪れる方でも比較的簡単に行くことができます。ここでは代表的なアクセス方法を紹介します。

BTS(スカイトレイン)を利用する場合

バンコク市内を移動する際に便利なのがBTS(スカイトレイン)です。

ただし、ワット・プラケオ周辺にはBTSの駅がないため、BTSだけで直接行くことはできません。最寄り駅からはタクシーやボートへの乗り換えが必要になります。

旅行者の場合は、BTSでサパーンタクシン駅まで移動し、そこからチャオプラヤー川のボートに乗り換えるルートが人気です。渋滞の影響を受けにくく、観光も楽しめるため効率的に移動できます。

MRT(地下鉄)を利用する場合

近年はMRTの延伸により、ワット・プラケオへのアクセスがさらに便利になりました。

最寄りとなるのは サナームチャイ駅 です。

駅からワット・プラケオまでは徒歩約15〜20分ほどで到着できます。途中には歴史的な街並みや飲食店もあり、散策しながら向かうのもおすすめです。

現在では、観光客にとって最も利用しやすいアクセス方法の一つとなっています。

チャオプラヤー川ボートを利用する場合

バンコクらしい景色を楽しみながら移動したい方には、チャオプラヤー川のボートがおすすめです。

川沿いには多くの観光名所が集まっており、移動そのものが観光になります。特に朝や夕方は川風が心地よく、陸路とは違ったバンコクの魅力を感じられます。

最寄りの船着場からは徒歩でワット・プラケオへアクセスできます。

タクシー・配車アプリを利用する場合

暑い季節や時間を節約したい場合は、タクシーや配車アプリを利用する方法もあります。

バンコク市内からであれば比較的リーズナブルな料金で移動できますが、朝夕のラッシュ時は渋滞が発生しやすいため注意が必要です。

特に観光シーズンは王宮周辺が混雑するため、時間に余裕を持って出発しましょう。

おすすめのアクセス方法

初めてワット・プラケオを訪れるなら、

MRTでサナームチャイ駅まで行き、徒歩で向かうルート

または

BTS+チャオプラヤー川ボートを利用するルート

がおすすめです。

特にボート利用は、移動中にバンコクらしい景色を楽しめるため、観光気分を味わいながらワット・プラケオへ向かうことができます。時間に余裕がある方は、ぜひ川からのアクセスも体験してみてください

【体験談&日本語表記があって安心】

ワット・プラケオを見学していて意外だったのが、一部の案内看板に日本語表記があったことです。英語やタイ語だけでなく、日本語で注意事項や施設案内が書かれている場所もあり、日本人観光客への配慮を感じました。特に服装規定や見学時のマナーに関する案内は、日本語でも確認できるため安心して観光できます。

服装ルールと注意点

ワット・プラケオはタイで最も神聖な寺院であり、観光地であると同時に信仰の場でもあります。そのため、見学する際には服装やマナーに関するルールが定められています。

せっかく訪れても服装が原因で入場できないことがあるため、事前に確認しておきましょう。また、バンコク特有の暑さへの対策も重要です。

肌の露出が多い服装は禁止

ワット・プラケオでは、寺院の神聖さを守るために服装規定が設けられています。

肩や膝が見える服装は入場を断られる場合があり、観光客であっても例外ではありません。

特に以下のような服装は注意が必要です。

  • タンクトップ
  • キャミソール
  • ショートパンツ
  • ミニスカート
  • 膝上の短いスカート
  • ダメージジーンズ
  • 露出の多い服装

男女ともに肩と膝が隠れる服装を選ぶのが基本です。

暑い季節でも薄手の長ズボンやロングスカート、羽織り物を準備しておくと安心です。

サンダルは注意

寺院内では歩きやすい靴がおすすめです。

一般的なサンダルで入場できる場合もありますが、ビーチサンダルのようなラフすぎる履物は避けた方が無難です。また、ワット・プラケオの敷地は広く、長時間歩くことになるため、スニーカーや歩きやすいサンダルが適しています。

特に雨季は地面が滑りやすくなることもあるため、足元には十分注意しましょう。

日差し対策を忘れずに

バンコクは年間を通して気温が高く、日中は30℃を超える日も珍しくありません。

ワット・プラケオの敷地内は屋外エリアが多いため、見学中は強い日差しを受け続けることになります。

快適に観光するためにも、以下の準備をおすすめします。

  • 帽子
  • 水分補給用の飲み物
  • 日焼け止め
  • サングラス
  • 携帯用扇風機

特に乾季の昼間は非常に暑くなるため、できれば午前中の早い時間帯に訪れるのがおすすめです。

周辺のおすすめ観光地

ワット・プラケオを訪れたら、周辺の観光スポットにも足を延ばしてみましょう。旧市街エリアにはタイを代表する寺院や歴史的な建物が集まっており、半日から1日かけて効率よく観光できます。

ここでは、ワット・プラケオとあわせて訪れたいおすすめスポットを紹介します。

ワット・ポー

ワット・プラケオから徒歩圏内にある人気寺院です。

最大の見どころは、全長約46メートルにも及ぶ巨大な寝釈迦仏(ねしゃかぶつ)。黄金に輝く迫力満点の仏像は、初めて見る人なら誰もが圧倒されることでしょう。

また、ワット・ポーはタイ古式マッサージ発祥の地としても知られています。寺院見学の後に本場のタイマッサージを体験するのもおすすめです。

ワット・プラケオから近いため、多くの観光客がセットで訪れる定番スポットとなっています。

ワット・アルン

チャオプラヤー川の対岸に建つ、バンコクを代表する美しい寺院です。

「暁の寺」とも呼ばれ、高くそびえる仏塔(プラーン)が特徴的です。細かな陶器装飾が施された建築は非常に美しく、タイを象徴する景観の一つとして知られています。

昼間の姿も魅力的ですが、特におすすめなのは夕暮れ時です。夕日に照らされたワット・アルンは幻想的な雰囲気に包まれ、多くの観光客や写真愛好家が訪れます。

ワット・ポー近くの船着場から渡し船を利用すれば、数分でアクセスできます。

まとめ

ワット・プラケオ は、タイで最も神聖な寺院として知られ、多くの観光客や参拝者が訪れるバンコク屈指の観光スポットです。

本堂に安置されたエメラルド仏をはじめ、黄金に輝く仏塔、壮大なラーマキエン壁画、迫力満点のヤック像など、見どころが数多くあります。寺院全体が美しい芸術作品のような空間となっており、歴史好きや写真好きの方はもちろん、初めてタイを訪れる方にもおすすめできる場所です。

また、隣接する 王宮 や、徒歩圏内にある ワット・ポー、チャオプラヤー川の対岸に建つ ワット・アルン とあわせて観光することで、タイの歴史や文化、仏教建築の魅力をより深く感じることができるでしょう。

ただし、服装規定や撮影ルールなど、寺院ならではのマナーを守ることも大切です。特にエメラルド仏が安置されている本堂は神聖な場所であるため、敬意を持って参拝するよう心掛けましょう。

バンコク旅行を計画しているなら、ワット・プラケオはぜひ訪れてほしいスポットの一つです。豪華絢爛な建築と神聖な雰囲気を実際に体感すれば、きっとタイという国の奥深い魅力を感じられるはずです。

バンコク観光の定番でありながら、一度訪れると強く印象に残るワット・プラケオ。ぜひ現地で、その圧倒的な美しさと荘厳な雰囲気を体験してみてください。

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