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【深圳・小梅沙海洋世界】完全徹底ガイド2025|南海の宝石で一日を心ゆくまで楽しむためのすべて

深圳の中心部から東へ車で約1時間。高層ビル群が遠ざかり、海の香りが漂い始めると――そこに現れるのが「小梅沙海洋世界(Xiaomeisha Sea World)」。
透き通る海と白い砂浜に囲まれたこの場所は、海の生きものたちと触れ合える深圳屈指のマリンリゾートスポットです。

イルカのジャンプに歓声が上がり、青く光るトンネルの中を魚たちが泳ぎ抜ける――まるで海の中に入り込んだような感覚を味わえるこの場所は、子ども連れの家族にも、写真映えを狙う旅行者にも人気の観光地。
週末になると地元の人々や観光客で賑わい、海風と笑顔に包まれた活気あふれる空間になります。

では、そんな「小梅沙海洋世界」とはどんなところなのでしょうか。
ここからは、施設の魅力や見どころを詳しく紹介していきます。

まるみ

小梅沙海洋世界は深圳でも数少ない水族館なんだよね!

まるもん

そうだよ!以前メカジンベイザメが動いている場所として有名になった場所だよ!

基本情報

営業時間

小梅沙海洋世界の営業時間は、季節と天候、そして各種イベントによって変動します。一般的な目安として、平日10:00から17:30、休日9:30から18:00(入場は閉園の1時間前まで)が標準的な枠組みです。しかし、これが絶対ではありません。

特に、7月から8月の夏季休暇期間や、国慶節(10月1日前後)、春節(旧正月)などの大型連休は、観光需要の高まりに対応するため、開園時間や閉園時間が変動することがあります

したがって、訪問をする際は公式のウェチャットアカウントまたは公式ウェブサイトとなります。ここで、正確な営業時間、ショースケジュール、臨時休業の告知などをチェックしましょう。

入場料金

料金体系は、訪れる時期や購入方法によって変わります。大人の一日券は、240元前後が目安となります。子どもの一日券(身長100cm~150cm)は150元前後、100cm未満の幼児は無料となるのが一般的です。70歳以上の高齢者は、身分証の提示により無料となります。

最も確実でお得な方法は、アプリによる事前購入です。これには二つの大きな利点があります。

第一に、当日券よりも10元から30元程度の割引が適用されること。

第二に、購入後に発行されるQRコードをそのまま入場ゲートで提示できるため、長いチケット購入列に並ぶ必要がなく、貴重な時間を節約できることです。

そのためにも美団(Meituan)、飛猪(Fliggy)、携程(Ctrip) などのオンライン旅行代理店(OTA)が要チェックです。

これらは、公式サイトよりもさらにおトクな割引クーポンを放出したり、近隣のホテルや他の観光施設とのセット券を販売していたりします。深圳在住で繰り返し訪れたい方は、コスパに優れた「年間パスポート」の購入も検討する価値があります。

アクセス方法

【最もおすすめ:地下鉄(メトロ)+ 徒歩】

维基百科 https://zh.wikipedia.org/wiki/Wikipedia:%E9%A6%96%E9%A1%B5

深圳の地下鉄ネットワークは年々拡大を続けており、近年開通した8号線の「小梅沙」駅は、海洋世界へのアクセスを一変させました。市内の主要ターミナルからスムーズに乗り換え、終点の「小梅沙」駅で下車するだけです。駅を出ると、すぐに南海の穏やかな風と潮の香りが迎えてくれます。駅から海洋世界の正門までは、海辺の遊歩道を歩いて約10分から15分。この短い散歩道自体が、水族館へ行く気分を少し盛り上げてくれます。

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【柔軟性が高いが、リスクも:タクシー/レンタカー】

グループでの移動や荷物が多い場合、ドアtoドアのタクシーやレンタカーは確かに便利です。深圳市中心部からは、おおむね1時間から1.5時間を見込んでおけば良いでしょう。しかし、この利便性には大きな落とし穴があります。それは、週末、特に夏季の休日における想像を絶する大渋滞です。せっかくの旅行の時間と気力が、延々と続く車列の中で消耗されてしまう可能性があります。また、園の駐車場は広いものの、午前10時を過ぎるとたちまち満車になってしまうため、車で行く場合は「とにかく早く」が鉄則です。運良く駐車できたとしても、閉園時の出口の混雑はまた別の戦いとなることを覚悟しておきましょう。

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【経済的選択:バス】

旅費を徹底的に抑えたい方には、バス路線が残っています。M180、M199、M438などの系統が「小梅沙」バス停を経由します。料金は格安ですが、乗車時間は長く、車内の混雑も覚悟しなければなりません。時間に余裕があり、深圳の市井の空気に触れながら移動したい方に向いた手段と言えるでしょう。

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混雑を避けるコツ

小梅沙海洋世界は、常に多くの人々で賑わっています。しかし、ほんの少しの知識と戦略があれば、雑踏に揉まれることなく、ゆとりと充実感を持って楽しむことが可能です。

時期を選ぶ技術 ― オフシーズンの静けさとピークシーズンの熱気

理想の時間帯(オフシーズン)

3月~4月、そして9月~11月の平日は、天候も比較的穏やかで、訪れる人も最も少ない時期です。この時期を選べば、展示水槽の前で人をかき分けることなく、じっくりと海洋生物の生態を観察できます。悠々と泳ぐ魚の群れを、誰にも邪魔されずに独占しているような、ぜいたくで至福の時間を過ごせるでしょう。

覚悟の時間帯(ピークシーズン)

一方、7月~8月の夏季休暇と大型連休は、文字通り「戦場」です。国内外から訪れた観光客、現地の家族連れで園内はごった返します。この時期に訪れる場合は、とにかく「混雑する」という前提で心構えをし、このガイドで後述する「混雑回避ルート」を厳守することをお勧めします。しかし、ピークシーズンならではの特別イベントや、活気に満ちた熱気も一種の魅力ではあります。

時間帯を制するために ― 朝の1時間は夕方の3時間に勝る

これは、小梅沙海洋世界に限らず、あらゆる人気テーマパークにおける不変の法則です。「開園の30分前には到着し、開園と同時に真っ先に入場する」。この行動が、一日の体験の質を劇的に向上させます。開園直後の1時間は、団体客やのんびりした観光客がまだ到着していない「ゴールデンタイム」です。この時間を利用して、後で激混みになる人気エリア(極地館やジンベエザメ館など)を先制訪問すれば、まるでプライベート水族館を楽しんでいるかのような空間を味わえるのです。写真を撮るにも、最適なアングルをゆっくり選ぶ余裕があります。

園内マップとおすすめルート

広い園内を、やみくもに歩き回るのは非効率です。あなたの目的に合わせた最適なルートを選択しましょう。

主要エリアの見どころ完全解説

ロボットで作られたジンベイザメの展示

従来の水槽展示とは一線を画す、先端技術とエンターテインメントが融合した未来的なアトラクションです。巨大なプールの中を、本物と見まちがうほどの外見と滑らかな動きでメカジンベイザメが悠然と泳ぎ回ります。このロボットジンベイザメの前にある広場はSNSでも話題沸騰の写真スポットです。ぜひ良い場所を確保できるようにして下さい。

このメカジンベイザメは深圳のここでしか見ることは出来ません。ぜひ深圳に訪れたら見に行ってみて下さい。

【体験談&色んな角度から見てみる】

このメカジンベイザメは大きな水槽の中で最初は浮いています。一定の時間になると動き回り、その様子を見ることが出来ます。訪れた際は色々な角度から見てみて下さい。一瞬でメカジンベイザメと分かります(笑)

カワウソの展示

愛嬌たっぷりの仕草と活発な動きで、訪れる人々の心を癒やす人気者です。ガラス越しに、水中をすいすいと泳ぎ回る姿や、陸で貝を器用に割る様子を間近で観察できます。時々前脚を立ててキョロリと周りを見渡す姿は、思わず笑みがこぼれる可愛らしさ。特に餌の時間は彼らが最も活発になる瞬間で、トレーナーとのコミカルなやり取りも見所のひとつです。その好奇心旺盛で人懐っこい性格から、子供から大人まで幅広い層から愛される、必ず訪れたい展示の一つです。

カメの展示

悠久の時を生きるカメたちは、水槽のプールでゆったりと過ごしています。巨大なウミガメが水中を力強く、かつ優雅に泳ぐ姿は、まさに海の長老の風格。一方、淡水性のカメは岩場で日光浴をするほほえましい姿を見せてくれます。そのゆっくりとした動作は、見ている者にのんびりとした時間の流れを感じさせ、忙しい日常を忘れさせてくれるでしょう。

金魚の展示

日本のみならず中国でも古来より愛されてきた金魚に焦点を当てた、風情ある展示エリアです。赤や金、白と黒のまだら模様など、多種多様な色とりどりの金魚が、趣向を凝らした水槽で優雅に泳ぎます。らんちゅうや出目金など、様々な珍しい品種を一度に見ることができるのも魅力のひとつ。暗めの照明で演出された空間では、宝石のように金魚たちが浮かび上がり、その美しさを引き立てています。

サメの展示

海の食物連鎖の頂点に立つ、神秘と畏怖の存在であるサメの世界を体感できるエリアです。サメ専門の水槽では、ジンベエザメ以外の多種多様なサメの生態を学ぶことができます。巨大なエイ、何種類ものサメが泳ぎ回る光景は、まさに圧巻の一言。サメの持つ力強さと美しさを間近に感じることができ、訪れる者に深い海の世界への憧れと驚きを与えてくれるでしょう。

クラゲの展示

暗闇に浮かび上がる、宇宙のような幻想的な世界が広がるクラゲ展示は、園内で最もフォトジェニックなスポットの一つです。光と音楽に合わせて、透明な体をゆらゆらと変形させながら泳ぐクラゲたちは、息をのむほどの美しさ。大小さまざまな種類のクラゲが、カラフルなライトに照らされ、まるで水中で踊っているような姿は、ため息が出るほど。忙しい園内での喧騒を忘れ、しばし別世界に迷い込んだような、癒やしと静寂の時間を提供してくれる必見のエリアです。

【体験談&色々な生き物の鑑賞】

この水族館には本当にたくさんの生き物がいます。普段見られるものから、日本で見られないものまでたくさん生き物がいるので、ここ中国でしか見られないものをぜひ見てみて下さい。

アシカとセイウチのショー

海洋劇場で繰り広げられる、アシカとセイウチのコミカルで愛らしいパフォーマンスは、家族連れに大人気のショーです。アシカの機敏で軽快な動きと、セイウチの大きな体躯と大きな牙とは裏腹なゆったりとした仕草の対比が絶妙。トレーナーの合図でボールをキャッチしたり、拍手をしたり、時には客席に向かって水をかけたりと、笑いと驚きに満ちた内容です。その賢さと人間との信頼関係に基づいたパフォーマンスは、子供から大人までを魅了し、会場全体を笑顔と拍手で包み込みます。

お土産屋

一日の思い出を形に残すのにぴったりの、バラエティ豊かなグッズが揃うお土産店。定番のジンベエザメやイルカのぬいぐるみ、キーホルダーから、海洋生物をモチーフにした文具、Tシャツ、アクセサリーまで、その種類は多岐に渡ります。ここでしか買えないオリジナルグッズも多く、家族や友人へのお土産選びに最適です。帰りがけにゆっくりと立ち寄り、海の思い出をぜひお土産とともに持ち帰ってください。

【体験談&知っておきたい出口の場所】

この水族館はとにかく面積が広く、どこに何があるのか非常に把握しにくいです。出口の場所も多くの人が間違えるほど広さがあります。ただ目印となるのがこのお土産屋さん。このレジの横に唯一ある出口があります。どこから出ればいいのか分からないという方はぜひ、お土産屋さんを探して下さい。

二大おすすめ周回ルート

【王道プラン:ショー最優先ルート ― 初めての訪問者に絶対おすすめ】

このルートの核心は、「ショーの時間が全てを決定する」 ということです。

1.情報収集:入場後、まずは園内の案内所や大きな案内板で、その日の「ショースケジュール表」を入手するか、スマートフォンで写真に収めます。特に「アシカ・セイウチショー」と「イルカショー」の時間を丸で囲みましょう。

2.席取りの重要性:人気のショーは、開始時間の30分から45分前には会場に入ることを心がけてください。週末や連休中は、開始1時間前から席が埋まり始めることも珍しくありません。良い席(中央やや前方)を確保するためには、多少の待ち時間は惜しむべきではありません。この待ち時間は、写真整理や水分補給の時間にあてると良いでしょう。

3.隙間時間の活用:ショーとショーの間の、例えば1時間といった隙間時間をどう使うかが重要です。例えば、11:00のアシカ・セイウチショーを見た後、13:30のイルカショーまで時間があるなら、その2つの劇場の近くにある展示物を効率的に見学します。地図を見て、現在地と次の目的地との位置関係を常に把握しておきましょう。

【逆張りプラン:混雑回避 & 写真映え追求ルート ― リピーターや写真家志向の方へ】

このルートの核心は、「人の流れに逆らえ」 です。

回避作戦:開園と同時に入場したら、大多数の人が流れていく方向(通常は正面から見て右側)とは真逆の、左側のエリア(イルカショー側の方面)から見学を開始します。

ゴールデンアワーの有効活用:開園から約1時間は、写真撮影に適した時間です。人気の写真スポットである海底トンネルや、ジンベエザメの大水槽前が、この時間帯は驚くほど空いています。三脚の使用が禁止されている場合が多いので、手持ちでもブレないようにしっかりと構え、思う存分にシャッターを切ることができます。

柔軟な対応:午後になり、園内の人が増えてきたら、混雑する室内展示を避け、屋外のショーを見学したり、カフェで休憩をとったりと、ゆとりを持ったスケジュールを組むことができます。

もっと楽しむためのマル秘Tips

食事戦略 ― お金と時間を節約する

園内には、中華定食やファストフードを提供するレストランから、軽食や飲み物を売る小さなお店まで、数多くの飲食店があります。しかし、その価格は外よりも割高で、ランチタイムには長蛇の列ができることも覚悟しなければなりません。

賢い選択肢の一つは、飲み物と軽食の持ち込みです。水族館で働いている方にお話を聞いてみるとパン、サンドイッチ、おにぎり、フルーツ、スナック菓子、ペットボトル飲料などは持ち込み可能だそうです。これで、食事にかかる費用と時間を大幅に節約できます。

どうしても園内で食べる場合は、レストランのランチピーク(12:00-13:00)を30分から1時間ほどずらして利用するだけで、席の確保や注文が格段に楽になります。

人気のステーキのメニュー。売り切れると食べれないので、早めに行くことをお勧めします。

持ち物チェックリスト ― あるとないとでは大違い

必須アイテム帽子、日焼け止め、サングラス(屋外の移動は想像以上に日差しが強いです)。歩きやすい靴(園内はとにかく広く、一日中立ち歩くことになります)。携帯電話の充電器/モバイルバッテリー(写真や動画の撮影、地図の確認で電池の消費が激しいため)。

推奨アイテムレジャーシート(ショーの待ち時間や休憩時に、地面や硬い椅子に直接座る必要がなくなります)。ウェットティッシュやハンドソープ小型のリュックサック(両手が空くので便利です)。カメラ(スマートフォンよりも高画質で撮影したい方へ)。

言語とコミュニケーション

園内のすべての表示、案内板、ショーのアナウンスは、基本的に中国語です。英語の表示は主要な場所にありますが、詳細な生物の説明などは中国語のみの場合がほとんどです。

これを逆手に取り、事前に気になる生物の名前や生態を調べておくことで、より深い学びの旅にすることもできます。また、翻訳アプリをスマートフォンにダウンロードしておけば、表示をカメラで読み取って翻訳することも可能です。

まとめ

小梅沙海洋世界は、単なる「魚を見る場所」ではありません。それは、海というもう一つの世界への窓であり、家族や友人と共有する笑顔と驚きの宝庫です。このガイドが、あなたの旅の計画を立てる上でのヒントとなり、水族館で待ち受ける楽しみや期待を一層膨らませるものとなれば、これ以上の喜びはありません。

どうぞ、素晴らしい一日をお過ごしください!

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