セブ旅行で「買い物も食事もまとめて楽しみたい!」という方におすすめなのが、SMシティセブ(SM City Cebu)です。フィリピンを代表するショッピングモールチェーン「SMモールズ」が運営するこのモールは、地元の人々から観光客まで幅広い層に愛されているスポット。冷房が効いた快適な館内で、ショッピングはもちろん、レストラン、映画館、両替やSIMカード購入まで揃うため、旅行者にとって頼れる存在です。
「セブに来たら一度は立ち寄りたい」と言われる理由を、基本情報から館内の見どころ、旅行者向けの便利ポイントまでご紹介します。
セブでショッピングと言ったらここ「SMシティセブ」だよね!
特産品やお土産を食べるならここで間違いなしだよ!
基本情報
SMシティセブとは?
SMシティセブ(SM City Cebu)は、フィリピン最大級のショッピングモールチェーン「SMモールズ」が運営する施設のひとつで、セブ島のランドマーク的存在です。1993年に開業し、以来ローカルの人々や観光客にとって買い物・食事・娯楽を楽しむ中心地となっています。
開業年・規模感
館内はとても広く、300以上の店舗やレストランが入っており、映画館やスーパーマーケット、大型デパート、銀行、両替所まで揃っています。旅行者が一日過ごしても飽きないほどの規模で、週末には多くの地元の人々で賑わいます。近年は改装や拡張も行われ、さらに快適な空間になっています。
アクセス方法
SMシティセブはセブ市内の中心部に位置しており、空港や主要エリアからのアクセスも良好です。マクタン・セブ国際空港からは車で約30〜40分、市内のアヤラモールやITパークからはタクシーで15分ほどで到着します。交通手段としては、タクシーが最も便利で安心。Grab(配車アプリ)も利用可能です。地元の雰囲気を体験したい人は、安価なジプニーを使うのも一つの方法ですが、初めての旅行者には少し難易度が高めです。
住所:Juan Luna Ave. cor. Cabahug and Kaoshiung Streets, North Reclamation Area, Cebu Port Center, Mabolo, Cebu City
【体験談&色んな種類の交通手段】
SMシティセブへの移動手段ですが、こだわりがなければ本当にたくさんの交通手段があります。私はタクシーで行きましたが、バスや相乗りバイク、ジプニーなどアクセスが良いからこそ、自分の好みに合わせて移動することができます。また行きだけでなく、帰りも色々な方法を選べるので、お土産などを購入した量に合わせて交通手段を選ぶことができます。



館内の特徴
フロア構成
SMシティセブの館内はとても広く、フロアごとにテーマが分かれています。1階にはスーパーマーケットや両替所、銀行など旅行者がよく利用するサービスが集まっており、食品や日用品の買い物にも便利。上階にはファッションブランドや雑貨店、フィリピン発の人気アパレル「Bench」「Penshoppe」、世界的ブランドの「H&M」「Uniqlo」なども揃っています。さらに、映画館やゲームセンター、マッサージ店も入っていて、ショッピングだけでなく娯楽も楽しめます。レストランやフードコートも充実しており、フィリピン料理から日本食・韓国料理まで幅広い選択肢があるのも魅力です。

【体験談&1階スーパーマーケット】
現地での特産品やお土産を買う際におすすめなのが、1階にあるスーパーマーケットです。ここではフィリピンで一般的に売られているお菓子や飲み物などがたくさん売られています。お土産屋さんだと少し値段が高くなりますが、ここであれば費用を抑えながら、たくさんの種類を選ぶことができるので、おススメです。




他のモールとの違い
セブ市内にはアヤラモールや巨大モールのSMシーサイドもありますが、SMシティセブは「アクセスの良さ」と「店舗のバランス」が特徴です。アヤラモールは高級感のある雰囲気があり、SMシーサイドは規模の大きさが魅力。一方、SMシティセブはセブ中心部に位置しており、観光の合間に立ち寄りやすく、ファッション・日用品・レストランと旅行者が必要とするものが一通り揃う点で便利さが際立っています。
観光客でも過ごしやすいポイント
館内は冷房が効いていて涼しく、外の暑さから逃れて休憩する場所としても最適です。広い休憩スペースやカフェが点在しており、ちょっとした時間調整にも使えます。また、無料Wi-Fiが利用できるエリアもあるため、観光中の情報収集やSNS投稿にも便利。さらに警備員が多く配置されているので、初めての旅行者でも安心して過ごせる環境が整っています。
ショッピングの楽しみ方
人気のお土産ショップ
セブ旅行で欠かせないのがお土産探し。SMシティセブにはドライマンゴーやバナナチップス、チョコレートなど、定番のセブ土産を扱うスーパーや専門店が揃っています。パッケージも種類豊富で、まとめ買いに便利。さらに、シェル細工やアバカ製品(麻の雑貨)といったフィリピンらしい工芸品も見つけやすく、「ここに来れば一通り揃う」と言えるほど充実しています。

【体験談&ここで購入できる個人的に思う人気お土産ベスト3】
上でも書いたようにSMシティセブ1階のスーパーマーケットではお土産に適したお菓子などを買うことができます。SNSや買って喜ばれた経験をもとに購入すると良いお土産を挙げておきます。
1.Otap
甘みのあるスナック菓子でサクッと良い触感がたまらないお菓子です。私が購入するときも、日本の方が多くこのコーナーの近くにいらっしゃいました。味が違うものが数種類あるので1個ずつ買うのもいいかもしれません。


2.ドライマンゴー
フィリピンのお土産で有名なのがドライフルーツ。その中でもマンゴーは人気の商品です。これは私も友人からフィリピン旅行のお土産でもらったことがありますが、本当においしい一品でした。食べやすく、ほどよい甘みがあるのが特徴です。


3.Brownie Bites
こちらはSNSでもおすすめのお菓子としてよく見る商品です。チョコレートの入ったしっとりクッキーで、食べ応えのあるお菓子になっています。スーパーで試しに購入しましたが、おいしかったので近くのスーパーでもう一度購入しました。

フィリピンブランドをチェック
せっかくなら、現地ならではのブランドにも注目したいところ。カジュアルファッションの「Bench」や「Penshoppe」は手頃な価格で若者に人気。Tシャツや小物はお土産にもぴったりです。ほかにも「Islands Souvenirs」といったセブをテーマにしたショップもあり、カラフルなセブ限定Tシャツや雑貨は観光客から高い支持を集めています。
世界的ブランドも勢ぞろい
もちろん、世界的に有名なファッションブランドも充実しています。「H&M」「Uniqlo」といったおなじみのショップも入っているので、日本と同じ感覚で買い物を楽しめるのが安心ポイント。セール時期には驚くほどお得に購入できることもあり、旅行中に思わず予定外のショッピングをしてしまう人も少なくありません。
グルメ・レストラン情報
フードコートで気軽にローカル体験
SMシティセブの魅力のひとつは、広々としたフードコート。アドボやレチョン、シシグといった定番フィリピン料理から、焼きそば風のパンシット、ボリュームたっぷりのグリル料理まで、手頃な価格で味わえます。セルフサービス形式なので、初めての旅行者でも利用しやすく、地元の人々の食文化に触れる良いチャンスです。
人気レストランで多国籍グルメを満喫
館内にはフィリピン料理レストランをはじめ、中華、韓国料理、日本食などバラエティ豊かなレストランが並んでいます。特に、旅行者に人気なのが「Gerry’s Grill」などのフィリピン料理チェーン店。家族やグループでシェアして楽しめる料理が多く、観光中のランチやディナーにぴったりです。日本食レストランも複数あり、旅行中に「少し和食が恋しくなった」という方にも安心です。

カフェやスイーツでひと休み
買い物の合間に立ち寄りたいのがカフェやスイーツショップ。スターバックスなどお馴染みのチェーン店はもちろん、地元系カフェも点在しています。甘党の方には、マンゴーを使ったスイーツやフィリピン風アイス「ハロハロ」がおすすめ。館内にはベーカリーやドーナツショップも多く、気軽に立ち寄って休憩できるのが嬉しいポイントです。
【体験談&日系の飲食店】
ここに来ると思うのが、日系の飲食店がよく立ち並んでいるなーということです。普段中国にいる私にとって、ここでしか食べることのできない日系の飲食店があるのは大変ありがたいです。今回はせっかくなので丸亀製麵さんにやってきました。

メニューはほとんど日本のものと変わりません。オリジナルの商品もあるので違いを楽しむのもいいかもしれません。


注文のしかたは日本と同じで、注文後、トレーをもってレジまで流れていきます。



うどんをもらったら現金かカードで支払います。レジの後ろにトッピングがあるので好みに合わせて取り皿によそっていきます。氷もあるのでタレを薄めたり、うどんや飲み物を冷やしたりすることが出来ます。


今回注文したのがこちら。牛肉温玉うどん、かけうどん、スパムおにぎりと唐揚げです。味は日本のものと同じようにすごくおいしかったです。



エンタメ・サービス
映画館で最新映画を楽しむ
SMシティセブには複数の映画館が入っており、ハリウッド映画からフィリピン映画まで幅広く上映されています。日本よりも料金が安く、字幕版・吹替版のどちらも選べるので、映画好きにはおすすめの体験。ショッピングや食事の合間に、ゆったりと映画を楽しむのも旅の贅沢な過ごし方です。
マッサージやスパでリラックス
館内にはマッサージ店やスパもあり、買い物で歩き疲れたときに立ち寄れるのが魅力。フットマッサージや全身マッサージなど、観光の合間に気軽に利用できます。値段も日本に比べると手頃なので、ショッピングのついでにリフレッシュしたい旅行者にはぴったりです。
旅行者に便利なサービスも充実
旅行者にとって嬉しいのが、館内にある両替所やATM。安全に現地通貨を入手できるため、わざわざ街中で探す必要がありません。さらに、携帯SIMカードを販売するショップや通信会社のカウンターもあり、インターネット環境を整えるのにも便利。旅行者が快適に滞在できるようなサービスがひと通り揃っているのは、SMシティセブならではの安心感です。
観光客向けのアドバイス
混雑する時間帯に注意
SMシティセブはセブ市民にとっても人気のショッピングスポット。そのため、週末や祝日の午後〜夕方は特に混雑します。食事の時間帯はレストランに長い行列ができることもあるので、できれば平日の午前中や昼過ぎに訪れるとゆっくり過ごせます。
入館時のセキュリティチェック
館内に入る際には必ず荷物検査や金属探知機によるセキュリティチェックがあります。フィリピンの大きなモールでは一般的なルールなので心配はいりませんが、出入り口が混雑する時間帯は少し待つこともあります。
タクシー利用のポイント
帰りのタクシー利用には注意が必要です。特に夕方以降はタクシー乗り場に長い行列ができ、待ち時間が30分以上になることもあります。混雑を避けるためには、配車アプリ「Grab」を利用するのがおすすめ。モール内の指定エリアからスムーズに乗車できます。

買い物の値段感とセール情報
SMシティセブでは日常的にお得な価格で買い物ができますが、さらに狙い目はセール時期。クリスマス前や新年の時期、フィリピンの祝日に合わせた「3デイズセール」などが開催され、多くの商品が大幅に割引されます。旅行とタイミングが合えば、掘り出し物を見つけるチャンスです。
周辺スポットとセットで観光
アヤラモールやITパークとの組み合わせ
SMシティセブを訪れるなら、近隣の観光スポットやショッピングエリアと組み合わせるのがおすすめです。特に人気なのが「アヤラセンター・セブ(アヤラモール)」。こちらは緑が多く開放感のある高級感あふれるモールで、SMシティとはまた違った雰囲気を楽しめます。さらに夜に賑わうITパークも近く、レストランやカフェ、バーが立ち並ぶエリアは、ローカルの若者文化に触れられるスポットとして注目です。
空港やフェリーターミナルからのアクセスを活かす
SMシティセブは空港や港からのアクセスが比較的良く、観光プランに組み込みやすいのも魅力。マクタン・セブ国際空港から車で30〜40分ほど、また国内線や近隣の島へのフェリーが発着するフェリーターミナルへも近いため、「移動の合間に立ち寄る」使い方ができます。例えば、セブ到着日に立ち寄って両替やSIMカードを購入する、帰国前に最後のお土産をまとめて買う、といった効率的な利用が可能です。


まとめ
SMシティセブは、セブ滞在中に一度は訪れたい大型ショッピングモールです。広大な館内にはファッション、雑貨、電化製品からお土産まで揃い、さらにレストランやカフェ、映画館、マッサージなど、旅行者に必要なものが一通りそろっています。
ショッピングやグルメはもちろん、休憩や時間調整にも便利で、買い物・食事・休憩すべて揃う安心のスポット。冷房が効いた快適な空間なので、観光で疲れたときや、雨の日・暑い日にもおすすめです。
セブ市内観光の合間に立ち寄るだけでなく、空港や港からのアクセスを活かして「到着日や帰国前の立ち寄りスポット」として利用するのも便利。セブ旅行をより快適に楽しむために、ぜひ一度足を運んでみてください。