前半ではホテルの基本情報や客室(プレミアデラックスルーム)のレビューを中心にお伝えしました。ここからは実際に滞在して感じたホテル内施設の魅力や食事体験、さらに周辺の観光情報をご紹介していきます。
今回は部屋ではなく、ホテル内の施設を中心に解説していくよ!
レストランだけでなく、バーやプライベートビーチなど色んな施設があるから見ていこう!
ホテル内の施設
ロビー
ホテルに入るためには1本道を通ってセキュリティに部屋番号を言う必要があります。通してもらったらまず最初に着くのがこのロビーです。チェックインやチェックアウトは全てここで行います。また、通貨の両替もここですることが出来ます。ロビーの反対側ではツアーへの参加予約、アクティビティのチケット予約などができる窓口があります。







宿泊場所
ロビーでチェックイン手続きを終わらせるとスタッフの方が荷物をもって宿泊施設に案内してくれます。厳密には5か所ですが、宿泊場所をすごく簡単に分けると①ビーチとは反対側の場所、②ビーチ側で建物の高さが低い場所、③ビーチ側で建物の高さが高い場所になります。それぞれの宿泊場所と主に宿泊者が行くであろう場所(ビーチ、プール、朝食会場)の近さ、眺めの良さを表にまとめると次のようになります。なお、私が行ったときは本来の朝食会場が工事中で、宿泊場所③の1階が朝食会場になっていました。
ビーチ | プール | 朝食会場 | 眺めの良さ | |
宿泊場所① | △ 不便 | △ 不便 | △ 不便 | △ 良くはない |
宿泊場所② | ◎ 部屋出てすぐ | ◎ 部屋出てすぐ | 〇 少し移動が必要 | 〇 場所によって 木や建物がかぶる |
宿泊場所③ | ◎ 部屋出てすぐ | ◎ 部屋出てすぐ | ◎ 降りたらすぐ | ◎ 5階より上 であれば最高 |
宿泊場所①~③付近の写真を載せておきます。



プライベートビーチ
コスタベラの大きな魅力のひとつが、宿泊者専用のプライベートビーチです。砂浜は真っ白でさらさらしており、裸足で歩くだけでも南国リゾートらしさを実感できます。
干潮時には遠くまで浅瀬が広がり、小さな魚や貝を見つけることも。子どもたちは水遊びや砂遊びに夢中になり、大人はサンベッドで読書や昼寝を楽しむなど、家族全員が思い思いに過ごせる空間です。夕暮れには、オレンジ色に染まる海をバックに写真を撮る旅行者の姿も多く見かけました。




プール
ホテルには2つの大きなプールがあります。
1つは広々としたメインプールで、水深もさまざまなので子どもから大人まで安心して遊べます。子ども用の浅いエリアもあり、浮き輪を使ってゆらゆら揺られながら遊ぶことができます。
もう1つは全体的に深めで、やや静かな雰囲気のプールです。のんびりと過ごしたい方におすすめです。リゾートによくある「インフィニティプール」ではありませんが、プールサイドから見えるヤシの木やガーデンの景観がとても美しく、十分に南国らしい気分を味わえます。
プールサイドにはデッキチェアやパラソルが並び、ドリンクを片手にのんびり過ごす人が多く見られます。




レストラン&バー
コスタベラには主に2か所、「レストラン」と「バー」があります。
レストランではフィリピン料理を中心に、シーフードや多国籍料理が提供されています。特にグリルされた魚介料理やガーリックの効いた料理は絶品でした。




バーではトロピカルカクテルが豊富で、マンゴーやココナッツを使ったフルーティーなドリンクが人気でした。ちょっとした軽食も食べることが出来ますよ。


アクティビティ
ホテルではマリンスポーツの手配が可能です。シュノーケリング、カヤック、バナナボートなど、定番のアクティビティが揃っていて、家族連れでも気軽に挑戦できます。
また、フロントでツアーを申し込むと、近くの島をめぐる「アイランドホッピング」に参加できるのも魅力。透明度の高い海で泳いだり、海上で新鮮なシーフードを食べたりと、フィリピンならではの体験を楽しめます。
お土産屋
コスタベラの中には地元で人気のお土産を買うことが出来ます。フィリピンで有名な伝統工芸品を買うことができるため、街中にわざわざ買いに行かなくても、ここでそろえることが出来ます。貝殻などを使った可愛らしい装飾品が安価で買えるのでお土産にも良いかもしれません。







キディコーナー
ここは子どもがゲームやクラフトを楽しむことができる場所です。残念ながら宿泊したときには開催されていませんでしたが、定期的に催しをしているみたいなので、チャンスがあれば訪れてみるのも良いかもしれません。


食事体験
朝食ビュッフェ
朝食はビュッフェスタイルで、洋食・中華・フィリピン料理とバラエティ豊か。パンやシリアル、卵料理はもちろん、フィリピンで有名なガーリックライスや、麺料理のバッチョイも味わうことが出来ます。
フルーツはスイカ、パイナップル、バナナなど南国らしいラインナップ。特にバナナは甘みが強く、日本ではあまり見ない、短く、丸みのあるバナナになっていました。








実際のレストラン利用
滞在中に夕食で利用したレストランは、スタッフのサービスも丁寧で居心地が良かったです。フィリピン料理が初めての人でも食べやすい味付けで、家族連れでも安心して楽しめる印象でした。海鮮系の料理は間違いなくおすすめ。





周辺情報
観光スポット
Costabella Tropical Beach Hotelはマクタン島に位置しますが、少し足を延ばせばセブ市内の観光スポットも楽しめます。タクシーやGrabを利用すれば1時間前後で到着できるので、滞在中に一度は訪れる価値があります。
マゼランクロス

セブの歴史を象徴するスポット。1521年、マゼランがフィリピンに到来した際に建てられたとされる木製の十字架で、セブ島のキリスト教の始まりを知ることができます。小さな礼拝堂の中にあり、歴史的な雰囲気を感じられる場所です。
サンペドロ要塞

スペイン統治時代に建てられた要塞で、現在は小さな博物館として一般公開されています。城壁や大砲が残されており、セブの軍事的・植民地時代の歴史を知ることができます。散策しながら写真撮影を楽しむのにも最適です。
カルボンマーケット

セブ最大級のローカルマーケット。新鮮な野菜や果物、衣料品、日用品まで何でも揃う市場で、地元の活気あふれる雰囲気を体験できます。観光地らしさよりも「生活感」を味わえる場所なので、異文化体験が好きな人には特におすすめ。ただし、混雑するのでスリ対策は忘れずに。
交通アクセスと周辺施設
ホテルから空港までは車で約20分。タクシーやGrabを使えば、ショッピングモールや市内観光にも簡単にアクセスできます。
特におすすめは以下のスポット:
- SMシティセブ:巨大ショッピングモールで買い物も食事も楽しめる
- アイランド・セントラル・マクタン:空港近くのショッピングモールで、お土産探しに便利
- 現地レストラン:海鮮料理の名店やローカルな食堂もGrabで気軽に行けます

まとめ
実際に宿泊して感じたことを総合すると、コスタベラ・トロピカル・ビーチ・ホテルは以下の点で特におすすめできます。
- ファミリー旅行におすすめ
子ども用プールや浅瀬のビーチがあり、家族みんなで安心して楽しめる。 - 空港から近いので短期滞在でもリゾート感を味わえる
到着後すぐにチェックインでき、限られた時間を有効に使える。 - コスパの良い南国リゾート
豪華すぎないが快適さは十分。リラックスした雰囲気と親切なスタッフが魅力。
派手さや最新設備を求める方には物足りないかもしれませんが、「落ち着いた雰囲気でのんびり過ごしたい」「南国リゾートをコスパ良く楽しみたい」という方にはまさに理想的なホテルだと思います。